サトウヒロシの日記 2004年6月 
好きなこと書けたらいいなぁ。でも一応非公式。トップページでの更新告知はしません。不定期更新です(メインコンテンツよりは頻度高)。気が向いた時だけ書きます。最近事実ばかり書いてますが、事実だけを書くとは限りません。中身が面白いとは限りません。それでも読みたいという方だけ読んでください。感想メールください。
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2004.6.30

●今読むと、昨日の日記、明らかに舌足らずだな。意味がわからん。
●じいちゃんのイラスト、無事制作完了。今頃じいちゃんの手元に届いているだろう。わりと楽しかった。思っていたとおり、老人の絵は描いていて面白い。また機会があれば描こうと思う。


2004.6.29

●昨晩は事務所宿泊。エアコンが効いてなかったのか、寝苦しくて疲れが全くとれていない。こんな日は仕事の効率落ちるんだよな。眠い。

●諸事情により、祖父の肖像画を描くことになった。老人のイラストを描くチャンスなので楽しみだ。
 いわゆる[おじいちゃん][おばあちゃん]というのは、イラストにすると記号的な存在になりがちである。髪の毛は白髪に、顔に皺をいれ、背中を曲げ、全体的に弱々しく描けばなんとなく[おじいちゃん][おばあちゃん]は出来上がる。
 江口寿志さんがキャラクターデザインをした『老人Z』という劇場アニメがある。江口氏は、多数の老人キャラをデザインするにあたり、描き分けに非常に気を使ったそうだ。江口氏も、その仕事を手がけるまでは上記で触れたような[記号的な老人]を描いていたという。


 本当に楽しみだ。納期が明日じゃなければ!(苦)


2004.6.28

●【草花】シリーズの新作を描いている。現在このシリーズはNext Simpleさんの手を離れ、アトリエみかん箱のオリジナルシリーズとして進行中である。 【草花】シリーズは、2005年カレンダー用のイラストに使用されることが決定した。秋には発売を開始予定だ。
西院ミュージックフェスティバルのポスターが現在配布されている。去年は色々と反響を呼んで、実行委員の方に色々と問い合わせがきたそうだ。

「ポスターのイラストってカンバラクニエさんが描いているんですか?」

今年もそんな質問がくるのだろうか…?
皆様はじめまして。私はサトウヒロシです。


2004.6.24

 日記の形態を変えてみることにした。理由は、その日に書きたいことがひとつとは限らないからだ。当初、ネタを翌日に持ち越し、更新ペースを保とうと考えていたのだが、翌日になると書きたいネタが変わっているので、アレコレ悩んでいるうちに時間が過ぎてしまうのだ。前にもましてつまらなくなる可能性もあるが、基本的には私の自己満足の為に書いているので、それでも読みたいという方だけ読んでもらえれば良いと思う。長所としては、発信する情報が増えることだろう。私の活動記録としての機能もあるかもしれない。

●今年の9月、あるプロジェクトで東京ギフトショーに出展することが決定した。詳細はこれから詰めていくので、とりあえずはこの日記でこっそり告知する。
 ギフトショーというのは、市場に出回っているありとあらゆるグッズや商品の見本市である。 世界各地で行われており、東京ギフトショーは日本国内では最大規模のものだ。これから売り出そうという企業も、新商品を探そうとする企業も、とても真剣なので、会場には緊張感がみなぎっている。関西発のこの小さなプロジェクト、どんな反応が返ってくるのか、今から楽しみである。

●近々、Uz-Uzが大阪空港内の新店舗に作家コーナ−として出店することになった。私のグッズも出品することになっており、現在それの制作に追われている。地道な内職作業。これが結構たのしい。というか、間に合うのか?…明日納品なのだが。

●そろそろ企画展の構想を詰めていかなければ…。仕掛け作品内容についてはある程度考えたのだが、どちらかといえばスケジュールに関する悩みが大きい。いつ描こうかな。

●ようやくギャラリー が最近の作品に追いついてきた。この夏・秋はイベント情報が沢山あるので、それまでにはなんとかしたいと考えていたのだが、ひと安心である。
  あとはギャラリーのWORKSか…いまだに工事中。クライアントが存在する作品なので、展示方法にいまだ悩んでいる。いいかげんなんとかしないと。
  ちなみにWORKSのアイコンに使用されているフクロウのイラストは、某製薬会社の販促用ボックスティッシュのパッケージに使用されたものである。現在1万個ほど世の中に出回っているそうだ。医薬関係で働いている方は見た事があるかも?


2004.6.22

 安永知澄の『やさしいからだ』(enterbrain)を読んだ。素敵な作品!絵も内容も私好みなので、お勧めしたい!enterbrainといえば、福島聡『少年少女』を出版した出版社だ(←これもお勧め)。装丁がお洒落なのでいつもジャケ買いしてしまう。こういう良い漫画に出会うと幸せになる。本日は気分爽快です。


2004.6.18

 電車に乗っていたら、ある駅で親子連れが乗ってきた。いやな予感がした(コドモ嫌い<私)のだが、その親子はまっすぐ私の隣に陣取り、そしてコドモが私のすぐ隣に座った。しばらくすると、私の読んでいた漫画に興味をもったのか、コドモの視線が動かなくなった。特に邪魔にもならなかったので、私はかまわず読み続けていたら、気づくと、コドモの頭が目の前に…

 
異変に気づいた母親が、力づくでコドモを引き寄せ「○○くん駄目でしょ!」と叱っていた。普段の私なら、「よしよし、しつけはちゃんとせんとな」とか考えるのだが、この時ばかりは若干コドモを弁護したくなった。だって私、仮面ライダー読んでたんだよね、その時。そりゃ夢中になるよ仮面ライダー、子供ならね!

  誰か、電車の中で読んでいても恥ずかしくない漫画を教えてください。

 




 仮面ライダーS-1は大気圏に突入しても生きていたよ。すげー。



2004.6.15

 8月頃に企画展をする予定。久しく忘れていた作家活動。せっかくなので、何らかの仕掛けを考えている。楽しみだ。


2004.6.13

 もう、10年以上のつきあいになる友人たちと深夜にビリヤード。店を出て、心地よい朝日を浴びながら、しばしなごりを惜しむように会話を楽しんだ。

「なんか学生時代みたいやな」
「今年の夏はみんなでバーベキューでもしよか?」
「ええねぇ。8月上旬くらいかね?」
「そんときMも呼ぼうや」
「お、あいつもひさしぶりやな。お前電話しといてくれる?」
「ええよ。楽しみやな」

 ほんの数ヶ月前まで、年に一度連絡をとればいい方だったような関係だったのに、最近ではしょっちゅう遊んだりメール交換をするようになった。旧友というのは不思議なものである。

 車は2台。途中までは同じ方向、同じ道。分岐の交差点で並んで信号待ち。お互い窓をあけて別れの挨拶。

「ピロシ〜!」
(ぶんぶん手を振りながら)
「う○こ〜!」
(お返しに中指立てながら)




  26歳男三人、上機嫌で帰路につく。脳みそまで中学生にもどったか。

 ま、こんなもんだよな。旧友って…。


2004.6.11

 「よ〜し!今日はサクっと仕事終わらしちゃうぞ〜!夜はビールとか飲んじゃうぞ〜!」と、入れ込み過ぎなテンションで、朝っぱらからカリカリ働いてみる。昼前にクライアントから修正指示のファックスが届き、テンションの高い私は1時間後には修正を完了。データをサーバーにアップして、クライアントに確認の電話をした。

受付:「はい、●●株式会社です」
私 :「お世話になります。M&D Lab.の佐藤ですけれども」
受付:「お世話になります」
私 :「あの、担当の○○さんお願いいたします」
受付:「…あの、申し訳ございません。 ○○は本日お昼からお休みをとっております
私:「…」

 もちろん誰が悪いという話ではない。が、たまにやる気とか出してみたりするとこんなことがよくよくおこる。しいて言えば、やる気とか出した私が悪いんだけど、昼から半休ってのはさすがに予想外だったよ…。

 …仕事に戻ろ。 いいな半休とか。


2004.6.10

 お昼ご飯を食べにマクドナルドに行った。平日のお昼だというのに、20人ほどの高校生男子がフロアの一角を占拠していた。少し前の自分なら、「邪魔だなぁ。学校行けよ坊主ども!」などと考えていたはずだが、最近は[学校さぼってみんなでお食事]というシチュエーションがちょっぴり羨ましい。ポテトのLサイズ1個を4人で食べていたりして、ついつい若き日の自分を思い出してしまう。

 あの日、クラブ活動の後、仲間達とマクドナルドに行った。当時仲間内ではやっていた[罰ゲーム]、その日は部長のKがやらされることになっていた。内容はビートルズ『Let It Be』の替え歌をその場で歌うこと。
 K部長は意を決して立ち上がり、テーブルの上に立った。マイクの変わりにコップ(Mサイズ)を持ち、深呼吸。歌い始めた。
「アトピ〜、アトピ〜、アトピ〜、アトピ〜、らんらんら〜ら、ららら〜、アトピ〜、アトピー…」(注:K部長はこの歌を知らなかったらしい)
 部員爆笑。他のお客さん達に大迷惑かと思いきや、その異様な光景に既に気づいていたらしく、アンコールまでわき起こった。またそれに応えてしまうK部長。すばらしきエンターテイナー。調子に乗りすぎて、最後の方は反応薄くなっていたけど。

 楽しかったな、あの頃。この歳になるともうできないけど。 K部長はいまだに私たちの英雄である。またビリヤードしようね。


2004.6.8

 あ〜あ、またやっちゃった。よくないとは思いつつも、ついついやっちゃう。事務所宿泊。家近いんだから帰りゃいいのに。
  そういえば、うちの施設には監視カメラがいたるところにある。昼間は喫煙コーナーとして賑わう休憩所のソファ。昨晩もそこを寝床にしたのだが、もしやと思い、寝ぼけまなこにあたりを見まわしてみたら、やっぱりあった。
 セキュリティのおじさま。今度私を発見したら、毛布とか持ってきて。エアコン効き過ぎて寒かったよ。<家に帰れば?


2004.6.5 

 このホームページで紹介している、喫茶YAOMONの店主は大のMac好きである。店内にも多数のMacがならび、知るひとぞ知るインーネットカフェとしても機能している。
 その店主に「昔、エクセルってAPPLEで出してたんだよね?」と聞かれ、「そんなまさか」と答えた私。
 …そのまさかでした。


2004.6.3 

 週刊少年ジャンプで連載している『HUNTER×HUNTER』の新刊が発売されていた。私は冨樫さんのファンなので、さっそく購入。
 よく、「週刊誌で読んでいるのだからコミックスまで買わなくてもよいのでは?」と意見をされることがある。たしかに、私の部屋は既に漫画だらけであり、元々の整理ベタが災いし、手の付けられない状況であることを考えると、これ以上漫画を増やすことは得策ではない。まだ読んでいないものを買うのならいざしらず、既に内容をしっている漫画をわざわざ買うなど言語道断。ごもっともである。
 だが、『HUNTER×HUNTER』は、週刊誌掲載時とコミックス掲載時では絵のクオリティが明らかに違うのだ。というか、ここまで違うともはや別の漫画なのである。ある記事で、冨樫さんはアシスタント無しで仕事をしている、と書いてあった。週刊誌の方で休載が多いのも、おそらく単行本化するにあたっての手直し期間であることが予想される。この合理的とは言えない制作スタイルを、本人も自覚していて「絵の質はあきらめた」ともとれる文面もあった。
  漫画に対するニーズというのは、本当にキリがない。漫画ファンはどん欲である。漫画家もまた、元は熱心な読者として育っているためにファンの気持ちがわかり、それに答えようとする。その結果、現在のアシスタントシステムが生まれた(『編集王』参照)わけだが、本当はどの作家も一人で描きたいと思っているのではなかろうか?ものを作るという作業は、本来孤独なものであり、それに耐えられない人に物は作れない。「3人よれば文殊の知恵」などありえないのだ。
 私も制作中は一人がいい。オタクだしヒキコモリだし、なにより格好ワルイ。とてもじゃないが、人にみせられない。冨樫さんの作品を読むといつも胸が痛くなる。
『HUNTER×HUNTER』20巻表紙見返しの作者コメント:

 図:机の上でスライムになった作者
 コメント:「………」

買わずにはいられない。

そして私の部屋も片付かない。


…だって面白いんだもん<これが本音


2004.6.2 

 [アトリエみかん箱]の名前の由来を聞かれることがよくある。

 特にたいした理由があって付けた名前ではないので、今さらここでは書こうとは思わないが、結果的にこの名前は非常に評判がよかったことは確かだ。学生集団アトリエみかん箱が、当時多くのイベントで活動ができたのも、この親しみやすい名称があったからと言ってもおかしくはない。この名前ひとつで、ひとしきり会話ができるというのは、営業活動上とても有利だったのである。

 学生集団アトリエみかん箱が、私のイラストレータとしての屋号となると、また別の意味で有利に働いた。例えば、とある企業に初めての電話をする場合、

「はい、株式会社○○、担当の○○です」
「あ、アトリエみかん箱のサトウというものですけれども…」
「はい?あの…申し訳ございませんがもう一度お願いします…」(聞き慣れない名称に若干戸惑う)
「あ、あのアトリエみかん箱のサトウというものですけれども…」
「あ…と…りえ…みかんばこのサトウ様ですね?」
「はい、お世話になります。○○のチラシデザインの件で○○さんに取次ぎお願いしたいのですが…」
「ああ、はい、少々お待ちください」(この段階でやっとこちらが何者か見当がつく)

という具合に、 まず間違いなく聞き返される。
どうやら、一般企業において[アトリエみかん箱]というのはとても珍しい名前であるらしい。これが、何回か繰り返され、先方も慣れてくると、

「はい、株式会社○○、担当の○○です」
「あ、アトリエみかん箱のサトウというものですけれども…」
ああ!はい!いつもお世話になっておりますぅ!

と変化する。[名前を覚えられた] を通り越して、相当親しみを覚えられるのだ。

 父と出版社を立ち上げるにあたって、正式名称は[M&D Lab.;医薬情報資料研究所 制作部 アトリエみかん箱]なわけだが、以前から取引がある企業に対しては[アトリエみかん箱]で通すことも多い。先日、某企業の担当者が気を利かせてくれ、事前に受付にこちらの企業名が変わったことを伝えてくれた。
 打ち合せ当日、受付へ向かうと、受付嬢2人が私を発見し、なにやらクスクスと笑っている。その時の私は、いつも通りの服装、いつも通りの髪型、事前に鏡もみてきたし、特に笑われるようなことは無いはずだったのだが、目の前にきても受付嬢は笑うのをやめない。

私:「あの、M&D Lab.のサトウですが…」
受付A:「クスクス…」(笑いながら受付Bを見る)
受付B:「クスクスクス…」(こちらも笑っている)
私:「あのぅ…、M&D Lab.のサトウなのですが…本日4時に○○さんと約束している…」
受付A:「クスクスクスクス…」(笑うのをやめない)
私:「…」(どうしていいかわからない)
受付B:「クスクス…。あのー…」
私:「…は、はい?」
受付B:「企業名変わったんですか?
私:「はい?…あ、はい。変わりましたけど…」
受付A・B:「クスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクス…」(止まらない)
私: 「あの〜、(いいかげんイライラしてきて)そんなに面白い…ですか…?
受付B:「あ…クスクス…いや…お話は聞いております…ロビーへどうぞ」

名前ひとつで大騒ぎである。愛着もあり、覚えてもらえるということもあり、現在も制作部として名前は残させてもらった。これからも、アトリエみかん箱のサトウヒロシでいきたいと思う。
 が、そんなに面白いかね?>○○株式会社:受付嬢

  謎は解決していない。